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 貴乃花親方が日本相撲協会に退職願を提出したことを受け、相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は25日、都内で報道陣の取材に応じ、「告発状が事実無根だと認めるよう有形無形の圧力を受けた」という貴乃花の主張に対し「そのような事実は一切ない」と反論した。

 また、相撲協会が一門に所属しない親方は部屋を持てないと決めたことについて「一門に所属して一緒にやろうと何度も説得した。告発状が事実無根だと認めなければ一門に入れないと圧力をかけた事実はない」と話した。

 相撲協会は7月26日の理事会で年寄は全員、五つある既存の一門のいずれかに加入しなければいけないと決めた。芝田山広報部長は「その時点で加入していない年寄は加入を調整することになった」と説明。無所属を認めない理由について、「一門に支給される運営補助金があり、使途の透明化を図る必要がある。相撲協会全体のガバナンスを強化するために全親方が五つの一門に所属して取り組むというのが総意」と語った。

 告発状の内容を巡っては、「貴乃花と年寄総会で認識が違うが、この点については互いに文書でやりとりしていた最中」として、「理事の阿武松親方(元関脇益荒雄)が再三にわたって貴乃花と接触し、弟子もいるんだから一緒にやってこう、と何回も言った」と話した。

 退職届は書類の不備のため、保留中だという。