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時紀行

 盆栽が海外で注目を集めている。高松市は、特に人気がある松盆栽の一大産地だ。歴史ある盆栽園を訪ねると、明治の偉人が愛したといわれ、樹齢は短く見積もって200年以上という松盆栽に出合った。

 幾層もの木肌に覆われた幹、針のようにとがった葉、縦横無尽に鉢の上をはう根……。どれもが老いてもなおあふれる生命力を感じさせる。背丈は1・2メートルほどだが大地にそびえる巨木のようだ。

 高松市鬼無(きなし)町の「神高松寿園(かんだかしょうじゅえん)」では、盆栽愛好家だった明治の元勲、大隈重信が愛したと伝わる黒松の盆栽が今も存在感を放つ。

 大隈が亡くなって100年近く。樹齢は不明だが、4代目園主の神高恵二さん(58)は「大隈の手に渡った時点で少なくとも100年以上だから、200年は超える」。園には数百万~数千万円の松盆栽が並ぶが、この黒松だけは値段がつけられないという。

 先代で父の藤義(ふじよし)さんが30~40年前に購入した。目をこらすと、枝には数え切れない剪定(せんてい)の跡。自分たちが世話して枯らさずに、数百年と寿命を全うさせていくことにやりがいを感じている。

 梅やカエデなど、盆栽に使われる植物の中でも成長が遅く、寿命の長い松盆栽。「盆栽の王様」と言われ、高松市は生産地として全国シェアの約8割を占める。

 近年は、アジアや欧州で「BO…

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