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 勤続5年で計100万円の補助を支給します――。そんな条件で、宮崎県諸塚村が村内唯一の特別養護老人ホームで働く介護職員を10月1日から募る。ホームでは昨年度2人、今年度3人の介護職員が離職し、夜勤シフトなどが厳しくなった。全国的に介護職員が不足する中、好条件で5人程度を確保したいという。

 支給対象は、10月~2020年度末に村の特養ホームに就職した55歳以下の介護福祉士や看護師、それらを志す人。無資格でも介護職員初任者研修を受けるなど勤続意欲があれば認める。村外在住でも構わない。

 初年度は就職時の一時金と1年目終了後に計20万円を支給。その後は就職から2~5年終了後に20万円ずつ支給する。村の単独事業として9月定例議会で予算案が可決された。

 村によると、計100万円の高額補助は全国でも珍しい。担当者は「介護職員の離職は全国的に多いが、都市部と違って中山間地域は労働人口が少なく、職員の辞めた穴が埋まらない」と話し、勤続意欲を重視したいという。(吉田耕一)