【動画】修理が終わり報道公開された重要文化財「細川家舟屋形」の天井画=小宮路勝撮影
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 熊本地震からの復旧工事が進む熊本城天守閣に展示されていた国重要文化財「細川家舟屋形(ふなやかた)」について、絵の具などが剝離(はくり)していた天井画2面の修理が終わり、修理拠点だった九州国立博物館(福岡県太宰府市)で26日、報道陣に公開された。

 舟屋形は、江戸時代に肥後細川藩主・細川家が参勤交代の際に使った海御座船「波奈之(なみなし)丸」の屋形。1963年から熊本城の小天守で常設展示されていた。

 天井画は船内の「御座の間」「次の間」にあったもの。格子状になった板絵2面には、計171種類の草花や薬用植物がいきいきと描かれている。熊本地震ではほぼ無傷だったが、近年絵の具などの剝離が進んでいたため、九博で約1年かけて修理された。

 天井画は12月1日から、リニューアル開館する熊本市立熊本博物館(熊本市中央区)で一般公開される。(安斎耕一)