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 佐賀大医学部の教授が同じ学部の助教にパワハラ行為をしたとして、戒告の懲戒処分を受けていたことがわかった。教授は行為を否定しており、大学を相手取り、処分の無効確認や慰謝料などを求める訴訟を佐賀地裁に起こした。

 関係者や訴状によると、教授は2015年1~3月、着任間もない助教に対し、「学生を指導する能力はない。事務用品のように使い捨てができる」などと言ったり、外部団体からの助教への講師依頼を無断で断ったりしたとされる。大学はこれらの言動をハラスメントと認定し、17年11月に教授を戒告処分とした。

 教授は取材に「そうした発言はしていないし、助教への講師依頼は保留にしていた」とパワハラの事実を否定している。佐賀大は「(教授の)請求の棄却を求める予定。具体的な主張などはいずれ明らかにするが、現時点では回答を控えたい」としている。(緒方健二