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 静岡県立焼津水産高校情報流通科の生徒が考案したかつお節クッキー「海乃詩」が、焼津市観光協会などで、土産物として販売されることになった。生徒らが運営し、イベントなどに出店する模擬会社「フィッシュパラダイス魚国(うおこく)」の商品が、一般販売されるのは初めてだ。

 「魚国」は15年前、生徒らが海産物の販売や店の経営を学ぶ場として始まり、同校食品科学科の生徒らが作るツナ缶などを扱ってきた。昨年、「情報流通科のオリジナル商品がほしいね」との声が出て、当時3年の丸山詩乃さん(18)がクッキーを考案。地元企業「新丸正」のかつお節を粗く削って、焼津産のしょうゆに浸し、チーズとともにクッキー生地に混ぜた。カリカリとした食感と甘しょっぱい味が、「ワインや日本酒のおつまみにちょうどいい」と好評。「ふじのくに食育コンテスト」のお菓子部門で最優秀賞に輝いた。

 市内の洋菓子店グーテが製造を請け負い、今年3月、商品登録をすませた。丸山さんのバトンを受け、販路拡大に取り組んだのが現3年の小林沙也佳さん(18)。今までに7回、地域のイベントブースで、約500パックを売った。しかし、スーパーでは1パック12個入り410円という価格がネックとなり、売り上げが伸びない。

 「遠方から来た人には、よく売…

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