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 7月、岡山県内各地に大きな被害をもたらした豪雨は、地域医療も脅かした。今回の災害での地域医療の動きと、そこで学んだ「次」への教訓を紹介する。

西日本豪雨(2)高梁中央病院

 岡山県高梁市は、7月の豪雨で広範囲に床上浸水や停電、断水など大きな被害を受けた。災害拠点病院で、市の中心部にある高梁中央病院(192床)はかろうじて浸水を免れ、停電や断水もなかった。だが、意外な事情で、診療機能が脅かされた。

 7月6日(金)午後8時。激しい雨が降り続く中、20代の若手医師が妻と2人でずぶぬれになって病院に現れた。病院から約1・2キロ南、高梁川にかかる橋のたもとにある自宅付近が浸水し始め、水があふれ流れる道路を歩いて病院に避難してきた。「高梁川は、流木だらけです」

 その日、院内には当直医2人のほか、この若手医師に加え、雨で帰宅できなかったスタッフら20人ほどが残り、リハビリ室や処置室、空き病室で夜を過ごした。ダムの放水を知らせる警報音が鳴り響いていた。

 7日(土)。雨は未明にやんだ…

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