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 落語家の笑福亭鉄瓶(てっぺい)が28日、大阪市中央区の大丸心斎橋劇場で恒例の独演会を開く。師匠・笑福亭鶴瓶譲りのトークと落語の2部構成。「『ようしゃべってんな』と、びっくりするくらい汗をかいている姿を見せたい」と話す。

 鉄瓶が鶴瓶に入門したのは、何げない世間話で爆笑をさらう「鶴瓶噺(ばなし)」に憧れたから。落語家になった今も初心を忘れたくないと、独演会は師匠のスタイルにならった「鉄瓶トーク」で幕を開ける。普段着姿で立ったまま日常の出来事を明るくテンポよくしゃべった後、着物に着替え、「宮戸川~お花・半七馴(な)れ初(そ)め」「代書屋」など落語を3席。「トークも落語も、どちらも僕らしいなと思ってもらえたらうれしい」

 入門から17年。2年前には文化庁芸術祭賞新人賞を受けた。「僕が落語をできるのは師匠ら上の世代のおかげ。恩返しのためにも、上方落語の新しいファンを少しでも増やさないといけない。トークも、その入り口になれば」と語る。

 午後2時開演。ゲストは津軽三味線の久保田祐司。2500円(当日3千円、中高生は500円引き)。松竹芸能(06・6258・8085)。(深松真司)