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 来年春に四代桂小文枝(こぶんし)を襲名する落語家の桂きん枝が10月12~14日、大阪・天満天神繁昌亭で独演会を開く。「きん枝」の名前では最後の独演会となる。

 きん枝は1969年、戦後の上方落語を復興させた「四天王」の一人、三代目小文枝(後の五代目文枝)に入門。それから50年となる節目の年に、偉大な師匠の前名を継ぐ。「努力家タイプでもなく、のほほんとやって来た。育ててもらった師匠には感謝の言葉しかありません」と話す。

 「きん枝Final」と銘打った独演会は自身初という3日連続公演。1日2席ずつ、計6席演じる。「新しい門出を前にハードルが高い」と笑わせつつ、「『きん枝』という名前は平仮名が交じっているので、柔らかく色気がある。愛着のある名前で40年以上やってきたことを形として残したい」と語る。

 午後6時半開演。2500円(当日3千円)。チケットよしもと(0570・550・100)。(深松真司)