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 今年のノーベル賞が10月1日、医学生理学賞から順番に発表される。有力視される分野と、日本の研究者を紹介する。

 医学生理学賞は、細胞のしくみなど基礎的な研究から、薬の開発など実用につながる研究まで幅広い業績に贈られてきた。今年、関心が集まるのは、体を病原体などの異物から守る働きをする「免疫」の分野だ。

 免疫のブレーキ役の仕組みを解明したことで、有力視される日本人研究者が、大阪大の坂口志文(しもん)特任教授。免疫が過剰に働くのを抑える「制御性T細胞」を発見し、ノーベル賞の登竜門とされるカナダのガードナー国際賞を2015年に受けた。薬の開発に向けた臨床試験も進む。

 この分野は米国のジェームス・アリソン博士が最有力候補。免疫の司令塔であるT細胞の表面にある免疫チェックポイント分子「CTLA―4」の機能を解明し、手術、放射線治療、抗がん剤に続く第4のがん治療の道をひらいた。

 また、免疫チェックポイント分…

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