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 ロシアのノーボスチ通信などは26日、治安関係者の話として、モスクワにある北朝鮮の在ロシア大使館内で運営されていた地下カジノが閉鎖されたと伝えた。モスクワでは先週大規模な摘発があり、15の違法カジノや賭博場が閉鎖された。大使館内のカジノはこのうちの一つだったという。

 同通信によると、北朝鮮大使館は報道を否定した。

 ロシアでは2009年7月から一部の特区を除いてカジノの営業が禁止された。しかし一部の報道によると、有名ホテル経営のロシア人ビジネスマンが北朝鮮大使館に賃貸料を支払って警察権の及ばない同大使館内で地下カジノを運営。ロシア外務省が11年、二国間協定違反だとして北朝鮮大使に閉鎖を求める外交文書を送っていたという。

 ソ連崩壊後カジノが激増して社会問題化したロシアでは、営業禁止後しばしば大がかりな摘発が行われている。捜査委員会は先週の摘発で100人以上が拘束され、モスクワで違法賭博に関わる最大の組織の一つが壊滅したとしていた。(モスクワ=喜田尚)