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 米ニューヨークを訪問中の河野太郎外相は26日昼(日本時間27日午前)、国連本部で北朝鮮の李容浩(リヨンホ)外相と約20分間、会談した。河野氏が記者団に明らかにした。河野氏は会談内容を明かさなかったが、拉致問題の解決に向け、日朝首脳会談を開く用意があるとの政府の立場を伝えたとみられる。

 6月の米朝首脳会談後、安倍晋三首相が日朝首脳会談の早期実現に向けた調整を指示してから、日朝の閣僚が会談したのは初めて。河野、李両氏が8月にシンガポールで短時間、立ち話をした後も、日本側は国連の場を利用した外相会談を模索していた。

 日本政府関係者によると、河野氏は会談内容について、訪米中の安倍首相に報告した。首相は国連の一般討論演説で「金正恩(キムジョンウン)委員長と直接向き合う用意がある」と、首脳会談の実現に改めて意欲を示していた。(ニューヨーク=清宮涼