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 女性の警察職員らに自身のキャリアについて考えてもらおうと、石川県警は27日、女性職員対象のステップアップ研修会を開いた。朝日新聞金沢総局の河合真美江総局長(55)が登壇し、県警本部や県内全12署の警察官や一般職員約80人を前に講演した。

 警務課によると、県警で働く約2300人の職員のうち、約14%の325人が女性職員という。講演で河合総局長は「初任地の松江支局時代には女性用トイレもなく、宿直室の環境も整っていなかったことから泊まり勤務も任されなかった」などの体験を紹介。出産や育児を経験しながら編集者やデスク、総局長とキャリアを重ねた経験を「娘たちの世代にいい社会を手渡す一端になれば、と仕事を続けてきた」と振り返り、「それぞれの立場で思うこともあるかもしれませんが、いい出会いが待っているので、仕事を続けて欲しい」と呼びかけた。(浅沼愛)