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 大リーグ・エンゼルスの大谷翔平が26日(日本時間27日)、本拠でのレンジャーズ戦で、同点の八回に左翼へ決勝ソロを放った。日本ハム時代の2016年に記録した、シーズン自己最多に並ぶ22本目の一発。打った相手は、昨季まで日本ハムに在籍していた元同僚、クリス・マーティンだった。

 16年の大谷はもちろん投打の「二刀流」だった。マーティンは、開幕後しばらくはボークをとられる機会が多かったものの、しだいに順応。セットアッパー、クローザーとリリーフ投手の中心として活躍し、ともにリーグ優勝、日本シリーズ制覇の原動力になった。大谷はマーティンに、自身のフォーク(スプリット)の握りや、投げるコツも伝授した。

 今年4月、2人はレンジャーズの本拠で大リーガーとして再会した。11日(日本時間12日)の試合では八回、大谷が四球で出塁すると、投手交代でマーティンがマウンドへ。「ショウヘイは友達。しかし、今は対戦相手だ」と話していたマーティンは素早い牽制(けんせい)球で大谷を刺す。「日本ハム時代は、あんなに速い牽制は見たことがなかった」と、驚きを隠さなかった大谷だった。

 練習ではマーティンの球を体感した経験のある大谷だが、打席に立って対戦するのは26日の試合が初めて。「改めて、いい投手だな、と。メジャーで八回を投げている投手なので」。そう言いながらも、勝ち越し本塁打を放った。

 マーティンが試合後に「完敗だ」と言っていたと報道陣から伝え聞くと、「マーティンも抑えるためにいろんな手を使ってくる。負けないように強い気持ちで打席に入りたい」と再戦を望んだ。(アナハイム=山下弘展)

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