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 徳島県小松島市の自宅で娘(当時39)に頼まれて首を絞めて殺害したとして、嘱託殺人の罪に問われた母親(68)の判決公判が27日、徳島地裁であった。佐藤洋介裁判官は懲役2年6カ月、執行猶予4年(求刑懲役3年)を言い渡した。

 判決によると、被告は今年1月31日、強迫性障害と診断されて自宅に引きこもっていた娘から頼まれて、バスローブの帯で首を絞めて殺した。佐藤裁判官は「被告人は犯行当時、被害者とともに精神的、肉体的に著しく追い詰められた状況にあった」と指摘。「被害者から犯行を強く求められたことが大きく影響しており、非難の程度は限定的」とした。

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 被告人質問の日、車イスに乗った被告は証言台の前で、手にかけた娘について、「命に代えても置いておきたかった大事な一人娘。本当に力不足のお母さんで許して下さい」と声を震わせて話した。なぜ、大切な娘の首を絞めなければいけなかったのか。

 公判でのやりとりなどによると、被告は3回目の妊娠で娘を授かり、1978年に出産。天にも昇る気持ちだったという。ところが娘は21歳ごろ、トイレで3時間も手を洗うなど強迫性障害の症状が出て、引きこもるようになった。

 以降、被告はほぼ付きっきりで…

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