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 東京都台東区の上野公園で28日、扮装をして彫刻になりきった大道芸人を一斉に写生する催しが開かれた。「スタチュー(彫像)」と呼ばれるパフォーマンスで、参加者は秋晴れの下で芸術の秋を楽しんだ。

 周辺の文化施設や学校、企業が連携し、障害や年齢などを超えた交流を目指すアートプロジェクト「UENOYES(ウエノイエス)」の一つ。東京国立博物館や噴水をバックに、金色の女神や白塗りのサラリーマンに扮したスタチュー芸人5人を約75のイーゼルが囲んだ。近くの東京芸術大の学生や卒業生が講師を務めた。区内から参加した武田弥子(ひろこ)さん(42)は「青い空と木もきれいで。描いていて気持ちいいです」と話した。

 催しは荒天でなければ29、30日も開かれ、飛び入り参加も可能。画材の貸し出しもある。(木村尚貴)