[PR]

 西郷隆盛は生前、1枚の写真も残さなかった。故郷・鹿児島に立つ銅像は、山形県出身の人物をモデルに、東京都渋谷区のアトリエで制作された。制作過程を示す写真が、同区内で展示されている。

 西郷隆盛は西南戦争に敗れ、1877年、鹿児島市の城山で自殺した。有名な上野公園(台東区)の銅像は1898(明治31)年に建てられた。彫刻家の高村光雲の作品だが、西郷の妻は「こんな人じゃなかった」と叫んだというエピソードが残る。

 西郷が自害した城山の銅像は、渋谷区に住んでいた彫刻家・安藤照が37年に完成させた。安藤は渋谷駅前の初代ハチ公像を作ったことで知られる。西郷のモデルは、山形県議を務めた石沢宏太郎。石沢の親類の像を安藤が制作した縁で、完成した像を見に35年3月に上京した石沢に、初対面の安藤が「ぜひとも西郷像のモデルになってほしい」と頼み込んだという。

 石沢の孫にあたる石沢徳幸さん…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら