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 個性的なデザインが印刷されたマッチ箱を紹介する「マッチラベル展」が、兵庫県姫路市二階町の「みゆき通りステーション」で始まった。マッチは姫路の地場産業。「明治・大正の商標」をテーマに、約200点のマッチ箱が展示されている。

 主催の日本燐寸(マッチ)工業会(神戸市)によると、今年は国産マッチが誕生して143年。全国のマッチは県内で9割が製造され、姫路市だけでも8割を占めているという。

 安価なライターが登場するまで生活に密着していたマッチ箱には、企業や喫茶店などが個性を競った広告デザインが印刷され、富士山、輸入車、モダンアートなど時代ごとの流行や世相なども読み取れる。1955(昭和30)年ごろまで主流だった箱そのものが木でできたマッチ箱や、災害時用にロウソクとセットにした缶入りのマッチなど変わった製品も展示されている。

 入場無料。12月中旬までの会期中に「昭和初期の商標」「広告マッチラベル」のテーマで2度、展示替えを予定している。午前10時半~午後6時。火曜休館。(伊藤周)