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 静岡県掛川市在住で、主に海外や東京で展覧会を開いてきた画家の柳沢紀子さん(78)が5日から、県内で5年ぶりに個展を開く。テーマは未来と現在の間の不確実なイメージを示す「未在」。原発事故のあったチェルノブイリを訪れ、核や原発と人類、動物の存在を問うている。

 展示するのは、銅版画や絵画の最近作を中心に15点ほど。2015年のチェルノブイリ訪問を表現した「Sign・予兆」シリーズが代表的だ。「広大な土地に野生の動物がどんどん増えていた。原発事故をイメージしながら、動物や人間を描いた」という。

 首のない人間とタカやオオカミ、牛。一見して原発との関係はわからない。チェルノブイリの地図が描かれているが、よほど詳しくなければわからない。

 東日本大震災で起きた福島第一…

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