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 大型で非常に強い台風24号は、29日に沖縄県へ接近し、30日から10月1日にかけて本州を縦断する見込みだ。これまでの豪雨や台風などで被災した地域では、二次災害の恐れもある。気象情報や警報、避難の呼びかけに注意し、備えを確認しておきたい。

 各地の自治体では、川が氾濫(はんらん)して浸水が想定される場所や避難所などを示した「ハザードマップ」を作っている。家族らとともに、いざというときの避難経路を考えておきたい。

 また、避難袋を準備するとともに、自宅の食料や衣類、家電は高いところへ移動するなどの工夫をしたい。窓ガラスは、必要に応じてテープなどで補強しておく。断水に備えて、風呂に水を張っておくのも良い。

 トタンや看板、養生シート、テレビのアンテナなどは風にとばされやすく危険だ。大雨の前、風が強くなる前に、しっかりと固定する。

 災害の恐れが高まったら、早めに避難することが大切だ。避難情報が出ていなくても、安全に配慮して自主的に逃げる。大雨や強風などで、移動するのが危険な場合は、無理に避難所へ向かわず、建物の上層階や、山や崖と反対側の部屋に移る。

 台風の通過後などに、やむを得ず冠水した道を歩くときは、マンホールや溝に落ちないように気をつけたい。斜面にも注意が必要だ。亀裂や落石があれば崖崩れの前兆かもしれない。強風などのため切れた電線は、感電の危険がある。近づいたり、触ったりしないよう注意したい。(鈴木智之)