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 第71回秋季関東地区高校野球山梨県大会の準決勝が29日、甲府市の山日YBS球場であった。東海大甲府が決勝に進み、10月20日から同球場で始まる関東大会に2年連続で出場を決めた。台風24号の接近にともなう雨のため、第2試合の山梨学院―甲府工を10月1日に、30日に予定されていた決勝と3位決定戦はいずれも10月2日に順延となった。

初本塁打 チーム勢い 斉藤龍成選手

 互いに無得点で迎えた三回。1死走者なしで打席に入った東海大甲府の斉藤龍成(2年)は、甲府城西の右腕橘田純一(2年)のキレのある変化球に狙いを合わせつつ、「直球がインコースにきたら思い切り振ろう」と心に決めていた。

 2球目。内角の直球に体が反応し、力強く振り抜く。会心の当たりは予想以上に伸び、左翼フェンスを越えた。自らの公式戦初の本塁打となり、雨の中、笑顔でダイヤモンドを一周。チームを勢いづかせる一打となった。

 優勝した昨秋の県大会では、1年生ながら二塁手のレギュラー。しかし、夏の甲子園を目指したこの夏の山梨大会は背番号16で控えに回った。今大会は「後輩たちに良いプレーを見せなければ」という強い気持ちをもって臨んできた。

 四回には2死二、三塁から右中間に適時二塁打を放つ。「好機を最大限ものにしよう」と意識して臨んだ準決勝は3安打、2四球で5打席全てで出塁する活躍だった。

 決勝は夏の甲子園に3年連続出場している山梨学院か、公立の雄甲府工か。「どちらが決勝に来ても強敵。自分が打って優勝したい」と意欲を見せた。(市川由佳子)

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