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 貴乃花親方(元横綱)が日本相撲協会に退職を願い出たことについて、貴乃花部屋の小結貴景勝(22)が30日、「意志を引き継ぐことはできる。自分は相撲を頑張るしかない」と思いを語った。

 この日は、元横綱日馬富士の引退断髪披露大相撲に参加。支度部屋で報道陣の取材に応じた。

 貴乃花親方の説明によると、弟子たちが退職と移籍の話を伝えられたのは25日朝。「頭が真っ白、ではないですけど、貴乃花部屋の弟子だから。やっぱり……」。うつむき、続けた。「22年しか生きてきていないなかで、何ができんねんと考えたら、師匠の弟子としてがんばっていこうかなと、自分は思いました」

 相撲を志したきっかけは、2001年夏場所で、右ひざにけがを負っていた貴乃花が横綱武蔵丸を破り、22度目の優勝を果たした一番をテレビで見たこと。いま、師匠への思いを聞かれ、「小さい時からあこがれて、子供ながらについていこうと思ってこの世界に入った。でも、それは、自分の心で思っていればいい」。

 新しい所属先は千賀ノ浦部屋になる見込み。「新しい師匠の方針に対応していくけど、心の中で貴乃花親方の考え方を忘れず、自分の幹にたたき込んでいきたい」と語った。