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 公明党は30日、東京都内で党大会を開き、山口那津男代表(66)を正式に選出した。6期目となる山口体制で注目された幹事長人事では現職の井上義久氏(71)を副代表に昇格させ、斉藤鉄夫幹事長代行(66)を起用した。ベテランの井上氏にも引き続き党務を担わせ、安定的な党運営を確保する考えだが、課題も横たわる。

 執行部人事では、大口善徳国会対策委員長(63)を交代させ、高木陽介幹事長代理(58)を起用。斉藤氏の後任の選挙対策委員長には佐藤茂樹政調会長代理(59)を充てた。50代の高木氏と佐藤氏を起用することで世代交代をアピールする。山口氏は党大会後の記者会見で「世代交代を着実に図り、新たなリーダーシップに備える」と説明した。

 井上氏は支持母体・創価学会とのパイプが太く、山口氏は「経験と人脈、知識をさらに党のために生かしていただく」と述べ、「筆頭格」の副代表として党務を担当させる。井上氏は党財政を担う財務委員長も引き続き兼任する。

 ほかに北側一雄氏(65)と古屋範子氏(62)の両副代表、石田祝稔(のりとし)政調会長(67)が留任。10月2日の内閣改造では石井啓一国土交通相の留任を安倍晋三首相に求める考えだ。

 山口―井上体制が公明党が野党に転落した2009年から続く「長期政権」となり、党内には世代交代を求める声があった。課題の党勢回復に向け、公明が重視する来年の統一地方選や参院選を前に刷新感を打ち出す必要もあった。

 新幹事長の斉藤氏は衆院比例中国ブロック選出の9期目。環境相を経て、10年からは幹事長代行として長く井上氏を補佐してきた。今後は井上氏と「2本柱」で山口氏を支えることになるが、「ワンポイントリリーフ」(党関係者)との見方もある。

 09年に代表に就き、6期目の…

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