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 JR東日本は中央線特急「あずさ」について、来春から自由席を廃止して全席指定にすると明らかにした。来春までにすべての車両が、新型のE353系に切り替わることに伴う変更。料金は現行の自由席に比べると高くなるが、いまの指定席と比較すると安くなる。

 同社によると、今回の変更に伴って、乗車日と区間だけを決め、乗る列車や座席を指定しない「座席未指定券」を新たに導入する。料金は指定席特急券と同額で、乗車前に「みどりの窓口」に行くなどすれば、追加料金なしで座席を指定できる。座席を指定しないまま乗車しても、空席には座れるという。

 空席かどうかを確認できるのは、座席の上のランプ。赤色だと空席、緑色だと指定席として発売済み、黄色だとまもなく座席指定の乗客が来るとの意味だという。指定席券を持った客が来たら、席をゆずることになるが、どの程度座れるかの参考にはなるという。「未指定券」の発券枚数に、日ごとの上限はなく、満席の場合はデッキなどを利用できる。

 「あずさ」はこれまで9両または11両編成の列車のうち、3両が自由席だった。今回の変更で同社は、事前に席がより取りやすくなる上、指定席券の値段も安くなるとPR。ただ従来、自由席を利用してきた人にとっては、値上がりとなる面もある。また今回の変更に伴って、「あずさ回数券」「中央線料金回数券」「信州特急料金回数券」は廃止する。「スーパーあずさ」でも、自由席を廃止するかどうかについては「検討中」だという。