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 冬の使者「ナベヅル」が、今年も四万十市に飛来した。ツルの越冬地化を目指している「四万十つるの里づくりの会」(事務局・中村商工会議所)が31日、同市森沢と竹島地区などで53羽を確認した。

 同会によると、ナベヅルは10月29日に1羽が初飛来した。31日には夕方までに53羽が確認された。ナベヅルは稲刈りが終わった水田で、落ち穂を食べながら「クールルン」「クォークォー」などと鳴き声をあげている。ゆっくりと翼を広げたり、頭を持ち上げたりしている。農家の人たちも軽トラックを静かに走らせ、温かく見守っている。

 高知野鳥の会の有田修大会長は「昨年は5羽が越冬した。今年はもう53羽もやってきた。ぜひ、多くのナベヅルが四万十市で越冬して欲しいですね」と期待している。(笠原雅俊)