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 住宅設備大手LIXILグループは31日、外部から招いた「プロ経営者」として注目された瀬戸欣哉(きんや)社長(58)が来年4月に取締役に退く人事を発表した。後任には社外取締役の山梨広一氏(64)が就く。

 瀬戸氏は最高経営責任者(CEO)も先立つ31日付で退き、後任に創業家出身で取締役会議長の潮田洋一郎氏(64)が11月1日付で就くことも公表した。潮田氏のCEO復帰は7年3カ月ぶり。会長も兼ねる。

 瀬戸氏は31日の決算説明会で、退任する理由を「(潮田氏と)方向性が違ってきた」と説明。潮田氏は「積極経営に転じて、M&A(企業合併・買収)も積極化したい」と述べた。

 瀬戸氏は建設資材の通信販売会社MonotaRO(モノタロウ)での経営手腕を買われ、2016年に社長に就任した。前社長の藤森義明氏から2代続く外部からの登用だった。

 この日発表した18年9月中間決算で86億円の純損失を出した。住宅着工が振るわなかったことが一因だが、潮田氏は「決算が原因では全くない」と話した。