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 横浜市で路線バスが乗用車に追突して1人が死亡、6人が負傷した事故で、神奈川県警は30日、神奈川中央交通(本社・神奈川県平塚市)のバス運転手平敬文容疑者(50)=横浜市戸塚区=を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死傷)の疑いで逮捕した。

 同社は31日、平容疑者が睡眠時無呼吸症候群で治療を受けていることを発表。「医師が就業可能と判断している」とし、乗務に問題はなかったとの認識を示した。県警も同様の内容を把握しており、運転中に突然意識を失った可能性があるとみて当時の状況を詳しく調べている。

 逮捕容疑は、28日夜に横浜市西区の国道16号でバスを運転中、信号待ちの乗用車に追突し、乗客の高校1年の男子生徒(16)を死亡させ、乗客2人に重軽傷を負わせたというもの。平容疑者は「大変申し訳ない」と話しているという。

 同社によると、今回の事故直後、平容疑者から「意識がもうろうとした」と電話で報告があったという。平容疑者は昨年6月、全運転手が対象の3年に1回の検査で同症候群と診断され、通院を開始。同社は医師の意見を聞きながら乗務を続けさせてきたという。