[PR]

 31日午前10時半ごろ、愛知県豊明市沓掛町の豊明幼稚園から「約40人がせき、頭痛、吐き気を訴えている」と119番通報があり、園児や乳児9人を含む計28人が病院に搬送された。園児らはいずれも軽症で、治療を受けたあと、保護者らが引き取ったという。愛知県警が原因を調べている。

 尾三(びさん)消防本部(東郷町)によると、今のところ園内から有毒物質などは検知されていないという。

 愛知署や園によると、搬送されたのは園児8人、職員16人、保護者3人、保護者が連れてきた乳児1人。午前10時ごろ、園舎2階の年長園児の室内で、複数の園児が急にせき込んだり、息苦しさを訴えたりした。教室を出ると症状は治まったという。

 当時、この教室の窓は開いていた。窓が閉まっていたほかの教室で不調を訴える人はいなかったという。また、約10分後には1階エントランス付近で、登園した別の園児や職員、保護者も同様に体調不良を訴えたという。

 園には保護者らが次々と駆けつけた。5歳の男児の母親は「自分の子は元気だが、のどと目が痛くて搬送された子もいるようだ」と不安そうに話した。