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 大阪府警富田林署で接見後に逃走し、加重逃走容疑で逮捕された樋田淳也容疑者(30)について、自転車でともに行動していた男性(44)が2人で広島市内に滞在したと説明していることが捜査関係者への取材でわかった。四国から本州へ渡り、広島経由で山口へと西進したという。府警は樋田容疑者の身柄を確保した山口県警と連携し、移動ルートの確認を進める。

 捜査関係者によると、男性は自転車で日本一周を目指していたといい、9月初旬に愛媛県の道の駅で樋田容疑者と出会ったと説明。ただ捜査当局が確認したところ、愛媛、香川県境の道の駅の可能性が高いという。男性は「向こうから声をかけてきて、勝手についてきてうっとうしかった」と供述している。

 この際に樋田容疑者は逃走当日の8月12日に大阪府羽曳野市で盗んだ自転車に乗っていたとみられる。2人はその後、単独で移動したり道の駅で合流したりしながら、愛媛県今治市から「しまなみ海道」を通って広島県尾道市へ。広島市中区の世界遺産・原爆ドームを訪れ、周辺で野宿をしたという。

 9月下旬までに山口県に入り、27~29日に同県上関(かみのせき)町に滞在。28日には「道の駅上関海峡」の敷地内で、2人組が野宿する様子が確認されており、樋田容疑者と男性とみられる。29日にはさらに西の周南市の「道の駅ソレーネ周南」を訪れ、ここで樋田容疑者は食料品5点(計1053円相当)を万引きしたとして、窃盗容疑で逮捕された。

 府警は、樋田容疑者が旅行者を装って野宿を続けながら逃走をしていたとみており、大阪から四国への移動ルートや、男性と滞在した場所の特定を進める。

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 大阪府警は1日午後、樋田容疑者を加重逃走の疑いで大阪地検堺支部に送検した。

■「警戒網」すり…

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