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 第71回秋季関東地区高校野球山梨県大会(県高野連主催)は1日、準決勝の残り1試合が甲府市の山日YBS球場であり、山梨学院が決勝進出を決めた。20日から同球場で始まる関東大会に出場する。決勝は東海大甲府との対戦で午後1時から。関東大会出場をかけた3位決定戦は甲府城西と甲府工が午前10時から対戦する。

強打の1年生 奮起の初安打 栗田勇雅捕手

 2点差に追い上げ、なお2死満塁。八回、7番を打つ栗田勇雅(1年)に打席が回った。「自分が走者をかえす」。外角高めの直球を振り抜いた強い打球を遊撃手がはじき、走者2人が生還。同点に追いついた。

 強肩強打を買われ、夏の甲子園に3番打者として出場。しかし、無安打に終わった。そこから調子が狂い始める。捕手として配球を読んで打席に入っていたが、読みが外れ始めた。「相手投手の配球の裏の裏まで意識し、考えすぎてしまった」。今大会は同点適時打まで無安打だった。

 1点リードされた五回の守り。打者を追い込みながら2点本塁打を打たれ、点差を広げてしまった。「自分が配球を誤った」。自らを責め、八回の好機に気持ちを奮い立たせた。

 秋季大会の初安打で二塁に立ち、ホッとしたようにベンチに笑顔を向けた。「決して良い当たりとは言えなかったが、自分らしさを思い出せた打席だった。決勝もこの感覚を忘れずに臨みたい」(市川由佳子)

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