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 昭和から平成にかけて、出版大手の講談社(東京都文京区)が新聞や雑誌などの記事を切り抜き、人物ごとに整理して蓄積し続けていた社内用の資料が、専修大に寄贈された。政治、芸能、スポーツなど幅広い分野の人々に関する約7万6千件ものアナログ資料だ。大学は生田キャンパス(川崎市多摩区)の図書館に保管し、ジャーナリズムに関する学びに活用する方針。来年4月からはジャーナリストも利用できるようにする予定だ。

 「もう、こんなに記事が大きい」。専修大4年の小田航平さん(22)は寄贈された資料のうち、松田聖子さんのものをめくりながら声を上げた。1979年のスポーツ紙の記事。歌手デビューの前だが、記事には大きな写真がついていた。見出しは、先輩歌手の桜田淳子さんを引き合いに「淳子以来の大物」。松田さんが初期から注目されていたことがうかがえる。小田さんは「当時、メディアにどう扱われていたかが分かって面白いですね」。

 この資料は、1978年から2012年11月にかけて講談社が収集、整理を続けていたもの。計12の一般紙、スポーツ紙、夕刊紙のほか、25の雑誌の記事を切り抜いて台紙に貼り、媒体名や掲載日を記載。人物ごとにまとめられている。資料が最も多いのは松田さんで、田中角栄元首相や王貞治さんらを抑えた。「昭和から平成にかけて長く世間の注目を集め、話題を提供したため」(同社)という。

 インターネットの浸透で利用者…

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