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「ハンサムマザー」はとまらない 60

今尾朝子

 名刺入れほどのサイズのミニ財布がはやっているのをご存じですか?火付け役はサンローラン。小さなバッグを持つ日本女性のニーズから、本国・フランスに提案をしてできた商品だと聞きます。そして、今では名だたるブランドがミニ財布を商品化しています。

 といっても私は当初、このトレンドは正直、主婦向きではないはずと高をくくっていました。主婦と言えば主流は長財布。各種クレジットカードに、ポイントカード、子どもたちの保険証に医療証、診察券。さらに、気を抜くとスーパーのレシートはたまり、大容量の長財布ですら、すぐにパンパンに……。それがVERY編集部員によると、最近ミニ財布を使うママたちが増えてきたと言います。取材をしてみると、ミニ財布愛用ママたちはミニ財布+αの2個持ち派がほとんどでした。

 Aさんはミニ財布+スマートフォンで完結。なるべく現金を持たないキャッシュレス生活にシフトしたそうです。ミニ財布には最低限の現金のみ。よく使うカード数枚はスマホケースに入れて持ち歩き、ポイントカード類はできるだけスマホアプリに移行したそう。

 Bさんは、ミニ財布を自分用として活用し、長財布を家族用として自分以外のカードを集約。出先で、夫と息子が別行動になったとき、長財布をさっと渡せるのもスムーズだとか。たまにできた1人時間は、小さなバッグにミニ財布でさっと出かけられるのが便利なうえ、気分も上がると言います。

 お子さんが3人いるCさんはミニ財布+ポーチを愛用。あらゆるものを長財布に入れるという発想には限界があるので、子どものものはすべてポーチに詰め込んで一括管理するように。その中にはボールペンやお化粧直しのリップまで入れて、余計なポーチは持たずに軽量化を図っているとか。

 無理だと思いながらもミニ財布にしてみたら「むしろレシートなどを日々整理する癖がつき、お金の管理が前よりできていると感じる」という声も聞きました。お財布ひとつで生活習慣まで変わることもある。やはり主婦にとってお財布は、小さくても大きな存在と言えそうです。