千葉)無線通信士らが小学生にラジオ工作指導 いすみ

稲田博一
【動画】真剣にハンダごてを握る児童たち=稲田博一撮影
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 「電波について学ぶにはまずラジオ作りから」と、千葉県いすみ市の千町小学校で2日、電波工作教室があった。主催したのは無線通信士らで作る県電波適正利用推進員協議会(深井政吉会長)。6年生8人を対象に、ベテラン通信士ら11人がラジオ作りを指導した。

 元国鉄マンの成澤融さん(73)が電波の大切さについて話したあと、千葉県御宿町にある千葉県水産情報通信センターの通信士が漁業無線について説明。その後、成澤さんらの指導で、ICを使ったAMラジオを作った。

 全員がハンダごてを持ち、基板にICやトランジスタなどを付けていった。約1時間で完成。イヤホンを付け、アンテナをつなぐと雑音の中からラジオ放送が聞こえてきた。片岡真優(まひろ)さん(11)は「ハンダごてを使うのは初めて。自分で作ったラジオが鳴ったのはうれしかった」。

 同会は2003年から毎年、現在のいすみ市内で電波工作教室を開いている。(稲田博一)