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 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は3日、探査機「はやぶさ2」に積んでいた独仏の小型ロボットを分離したと発表した。ロボは小惑星「リュウグウ」への着陸に成功。地表の物質を調べ、データを地球に送る。

 ロボは、ドイツ航空宇宙センターとフランス国立宇宙研究センターが共同開発した「MASCOT(マスコット)」。縦横約30センチ、高さ約20センチの箱形で、重さは約10キロ。鉱物の組成を調べる分光顕微鏡や広角カメラ、磁力計などを積んでいる。電源の寿命は約16時間で、着陸後に1回だけ、跳ねて移動する。

 JAXAによると、午前11時ごろ、リュウグウの高度約50メートルで分離した。ドイツ航空宇宙センターによると、約20分後に着陸したという。

 JAXAのロボ「ミネルバ2―1」も9月、着陸に成功し、探査を続けている。はやぶさ2の津田雄一・プロジェクトマネジャーは「2回連続の分離成功で、運用チームの実力もついた」と語った。はやぶさ2本体は今月下旬に着陸する予定。(浜田祥太郎)