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 県内で栽培され、皇室に献上するチューリップの球根の箱詰めが2日、砺波市大門の富山県花卉(かき)球根農業協同組合であった。「黄小町」や「夢の紫」など6品種の計4千個を天皇、皇后両陛下や各宮家に贈る。

 皇室への献上は、同市が旧市の市制施行の1954年から毎年、行っている。

 同組合の中林芳信参事は「今年は県内でチューリップ栽培が始まって100周年。ぜひ両陛下にご覧いただき、春の訪れを感じていただきたい」と話した。

 同組合によると、チューリップの球根の今年の県内からの出荷数は、高温で収穫期が早まった影響などから、昨年比14%減の約1334万個。輸入品との競合や後継者不足で、ピークの93年の6118万個から減少傾向が続いている。(松原央)