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 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関・国際記念物遺跡会議(イコモス)の城塞(じょうさい)・軍事遺産国際学術委員会(ICOFORT)の国際会議が23日、彦根市で始まる。誘致した市は、国際的な知名度が低い彦根城の認知度を高め、世界遺産登録への機運の醸成につなげたいという。アジアでは初の開催になる。

 ICOFORTはイコモスに約20ある専門委員会の一つ。城郭や要塞(ようさい)、古戦場など軍事に関わる施設や戦跡などの歴史評価、保存活用を巡る活動などを受け持つ。イコモスが軍事遺産の世界遺産登録を検討する場合に、ICOFORTのメンバーが中心になる。

 ICOFORTの日本代表で、今回の国際会議の実行委員長を務める三宅理一・日本建築文化保存協会理事は「日本の城郭は、美しさは知られていても、その軍事的意味や機能については認識されていない」と話す。市は城郭と城下町全体の世界遺産登録を目指しているが、市によると、「彦根」「彦根城」がタイトルに含まれた英字論文はほぼないという。

 市は、招致した年次総会と学術…

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