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 ドローンの最先端技術に触れられる「OITAドローンフェスタ」が9月、大分市の大分銀行ドームで開かれた。県内外や中国、スイス、イスラエルなどから23社が参加。オフィスで残業の監視ができるドローンなど様々な機能や用途を紹介した。

 会場には様々なドローンが並んだ。丸いカーボンのわくで囲まれたドローンは、ボールのように転がって水道管やビルの地下へ潜り込んで内部のチェックができる。魚の形のドローンは尾びれを動かして水深60メートルまで潜れる。ダイビングをしている姿を自撮りしたり、魚釣りで海底の魚群を確認したりできるという。

 ほかにも室内を自動飛行して夜間の侵入者を監視したり、残業をチェックしたりする使い方も提案されていた。暗闇を写したり、水上から海底の地形を調べたりできるドローンもあった。

 会場では操縦が体験できるブースも開設。門や風車などの障害物を配置したコースで、子どもたちがコントローラーで手のひらサイズの機体を操作していた。タブレット端末で動きを入力するプログラミング教室では、上空での宙返りを成功させ、「思い通り動かせ楽しかった」と笑顔を見せる子もいた。

 県によると、国内のドローン市場は2016年の350億円から24年には3700億円台へ10倍以上に拡大するという試算もある。県は7億円かけて県産業科学技術センターに飛行テストなどができる施設を整備している。広瀬勝貞知事は開会式のあいさつで「災害予防や救急救命活動に大活躍する日も近いだろう。大分をドローンでも最先端をいく県に」と力を込めた。(矢鳴秀樹)