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 金融庁の森信親前長官(61)が、米コロンビア大国際公共政策大学院で非常勤の教授として教壇に立つことになった。同大のホームページによると、近く着任し、日本の財政や金融政策を教えるほか、上席研究員として研究活動もするという。

 コロンビア大はニューヨーク市にあり、創立250年を超える名門。森氏は今年7月まで3年間、金融庁長官を務め、金融機関に顧客本位の業務を徹底するよう促したほか、地方銀行のガバナンス改革にも力を入れた。一方、ずさん融資が発覚したスルガ銀行のビジネスモデルを称賛してきたことには、批判もあった。

 関係者によると、長官退任後は公職などに就かず、研究者になる意欲を示していたという。(山口博敬)