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 国の重要伝統的建造物群保存地区に選ばれている愛知県豊田市足助町の古い町並みにある旧料亭「寿ゞ家(すずや)」。地域の催事の場として利用されてきたが、老朽化で大規模な改修が必要となり、建物を管理する有志がインターネットで出資を募っている。

 寿ゞ家はもともと江戸時代の旅籠(はたご)で、大正から昭和にかけて増改築され、延べ床面積は300平方メートルを超える。空き家となって放置されていたのを市職員の天野博之さん(49)が6年前に借り、有志とともに「地域人文化学研究所」をつくって少しずつ修復してきた。年60日ほどは様々な催事で公開しており、来訪者はのべ1万人近くになる。

 ただ館内には水道やトイレがなく、さらに建物の補強が必要となったため、総額約2100万円をかけて大規模な改修工事をすることになった。有志だけでは全額を賄えきれないため、一部をクラウドファンディングで調達する。目標は、今月末までに500万円。出資に対する返礼は、「名前の掲示と寿ゞ家で使われていた食器進呈」「1日貸し切りの権利」など。

 10日現在、109人から32…

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