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 山形県川西町の特産品「紅大豆」の詰め合わせセット「農園応援 山形かわにし紅大豆」が3日、今年度のグッドデザイン・ベスト100を受賞した。大手食品会社カゴメ(名古屋市)が川西町と連携し、昨年から販売してきた。「生産者団体、行政、企業がタッグを組んだ取り組み」が高く評価された。

 紅大豆は、凝縮したうまみとホクホクした食感が特徴。カゴメによると、セットには、生豆と煮豆、ポタージュ、おつまみ用の蒸し豆が、それぞれ本の形をした箱に詰められている。それらを並べる本棚をイメージする大きい箱もある。川西町出身の作家、故井上ひさしさんの蔵書を収めた遅筆堂文庫(川西町上小松)にちなんでデザインされた。2017年は3千セット、18年は3500セットを販売。来年19年はリニューアルし5千セットを用意する予定という。

 この日、カゴメ通販事業部の恵良(えら)正和主任と農家で「マメリエ」の鈴木さくさん(76)が、原田俊二町長に受賞を報告した。「光栄なこと」と鈴木さん。原田町長は「町にとっても誇りとする商品が生まれた」と話した。

 29、30日には同セットを購入した消費者が川西町を訪ねる交流ツアーも企画されている。紅大豆を収穫したり、豆料理を味わったりする予定。(石井力)