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 みずほフィナンシャルグループ(FG)での新たな銀行システムへの移行が、今週末からの3連休を含む6~9日にヤマ場を迎える。作業は今年6月から1年がかりで、毎月のようにみずほ銀行の全てのATM(現金自動出入機)を一時停止する大規模なもの。何度もシステム障害を起こした「鬼門」だけに、みずほFGの緊迫感は高まっている。

 新システムへのデータ移行作業が進められているのは、銀行業務の基幹となる「勘定系システム」。6月から来年度上期まで9回に分け、週末にみずほ銀の全ATMを止めて作業する。

 これまでに取引先の大企業のデータ移行を済ませ、4回目となる今回は、数が桁違いに多い中小企業や個人のデータ移行を本格化させる。中小企業などのデータ移行は前回9月の作業から始まったが、今回は対象店舗数が一気に増える。みずほ幹部は「今回が一連の作業の本丸。気を引き締めてやる」と話す。

 移行作業がある時期は、みずほ銀の全てのATMが使えなくなるほか、みずほ銀のキャッシュカードを使ったコンビニATMなどでの引き出しなどもできなくなる。ネットバンキングも使えない。みずほFGは店頭やホームページで顧客に注意を呼びかけている。

 みずほFGは、かつての傘下銀行の再編後の2002年と、東日本大震災後の11年の2度にわたって大規模なシステム障害を起こし、送金や振り込みなどが滞った。金融庁から業務改善命令を受け、顧客の信頼も失った。「3度目」は許されないだけに、作業時は経営幹部が勢ぞろいして監視にあたる。(榊原謙)

■みずほ銀行の全ATMが停止す…

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