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 マレーシアの汚職防止委員会(MACC)は3日、ナジブ前首相の妻のロスマ氏を、資金洗浄(マネーロンダリング)などの容疑で逮捕したと発表した。

 マレーシア警察当局は、クアラルンプールにあるナジブ氏の自宅や首相官邸などを捜索。これまでに現金1億1600万リンギ(約31億8千万円)のほか、宝飾品1万2千個、高級腕時計423個、ハンドバッグ567個など総額約10億リンギ(約275億円)相当を押収したと発表している。

 ナジブ氏は、政府系ファンド「1MDB」関連資金の不正流用など32の罪で起訴され、ロスマ氏も同ファンド関連の汚職疑惑でMACCから3回の事情聴取を受けていた。

 ロスマ氏は、豪華な暮らしぶりで知られ、3千足ともいわれる靴を持っていたフィリピンのマルコス元大統領夫人にちなみ「マレーシアのイメルダ夫人」と呼ばれる。押収品の多くはロスマ氏の所持品とみられている。(ジャカルタ=守真弓)