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 4日の東京債券市場では住宅ローンや企業の借入金利などの指標となる満期10年物新発国債の利回りが上昇し、前日より0・020%幅高い0・155%をつけた。株高や好景気を背景にした米国の長期金利上昇に引っ張られた形で、日本銀行がマイナス金利導入を発表した2016年1月下旬以来の高水準となった。

 米国や日本では株価の値上がり傾向が続く。市場では、国債を売って(金利は上昇)、株式投資に軸足を移す動きが広がっているとみられる。日銀が7月の金融政策決定会合で政策修正し、0・2%程度まで長期金利の上昇を容認したことも金利を上がりやすくしている要因だ。

 米国の長期金利上昇によって、円を売ってドルを買う動きも強まっている。4日の東京外国為替市場では一時、1ドル=114円54銭をつけて、11カ月ぶりの円安ドル高水準となった。正午時点は、前日より49銭円安ドル高の1ドル=114円36~37銭。(福山亜希)