[PR]

 豊田市上脇町の市立佐切(さぎり)小学校(児童数28人)で3日夜、児童と保護者らが星空観察会を開いた。同校は、ノーベル化学賞の有力候補とされている藤嶋昭(ふじしまあきら)・東京理科大栄誉教授の出身校。今年のノーベル化学賞の発表を見届けた後に開かれた。

 藤嶋教授は戦時中に旧足助町へ疎開し、同校に6年間通った。卒業後も同校を2回訪れて講演し、科学の書籍も寄贈している。その縁で、毎年のノーベル化学賞発表日は学校に集まるようになっている。受賞を逃した後も、「せっかく季節のいい時期の夜に集まったので」と、星空観察会を開いている。

 この日は児童ら30人が校庭に出て、教師のアドバイスを受けながら肉眼で星座や火星を探した。(臼井昭仁)