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 軽快なリズムに乗せたCMで知られる、江崎グリコのガム「キスミント」が店頭からもうすぐ姿を消す。すでに生産は終了しており、在庫が無くなれば販売が終わるという。

 キスミントは、20代をターゲットに開発し、1987年に発売した。唾液(だえき)の分泌を促して口の中を潤す有機酸の配合や、薄型のケースなどが特徴で、ヒット商品になった。

 だが、国内のガムの販売額は、ピークだった2004年の1881億円から、17年には1005億円まで減った。グミなど競合品が増えたことも一因で、キスミントも苦戦した。

 グリコは、キスミントなどのガムや菓子を生産していた佐賀市の工場を今年末に閉鎖する。同じ工場で生産しているむし歯対策ガム「ポスカ」は、別の工場に生産を移すか委託して、販売を続ける。(久保田侑暉)