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 トランプ米大統領が連邦最高裁判事に指名したブレット・カバノー氏(53)について、性的暴行疑惑を調査した連邦捜査局(FBI)は4日、結果を議会上院に提出した。内容は非公開だが、与党・共和党は「疑惑を裏付ける明白な証拠はなかった」としており、6日にも上院で承認投票が行われる。承認のカギを握る共和党の穏健派議員も同調しており、承認の公算が大きくなっている。

 調査報告は最高機密扱いで非公開だ。議会の特別な部屋に保管され、閲覧できるのは、共和党51議席、民主党系49議席で勢力が拮抗(きっこう)している上院議員計100人と、上院の職員1人、共和党と野党・民主党の職員各4人のみ。メモした内容の持ち出しもできない。

 報告を閲覧した後に議場で演説した上院共和党トップのマコネル院内総務は、「事実はカバノー氏にかけられた疑惑を証明していない。反対に、多くの事実が彼の率直な否定を裏付けている」と語った。

 承認の賛否を決めかね、FBIの調査を求めたフレーク議員も「新たな裏付けとなる情報は見ていない」と語るなど、共和党穏健派の間には「問題なし」とする見方が広がっている。同派も承認投票で賛成にまわるとみられる。

 カバノー氏は4日、ウォールストリート・ジャーナル紙に「私は独立し、偏りのない裁判官だ」と題した記事を寄稿。今回の問題が「民主党による人格攻撃だ」と9月にあった上院の公聴会で述べたことについて、「いわれのない告発を受けたことでひどいストレスを受けた。口調がきつくなり、言うべきでないことを言った」と釈明した。

 一方、「FBIの調査が不十分だ」との主張も噴出している。ホワイトハウスは9人が事情を聴かれたとしているが、36年前にカバノー氏らに襲われたと訴える大学教授の女性(51)の弁護士は、さらに聴取すべき8人の実名を挙げた書簡をFBIに送ったという。

 民主党のブッカー議員は「報告書には不適切行為を示唆する箇所があるのに、徹底調査がされなかったのにはいらいらする」と話した。民主党はホワイトハウスが捜査を限定したとして、調査報告やホワイトハウスのFBIへの指示を公開するよう求めている。

 ワシントンの連邦議会や最高裁…

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