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 5日午前8時58分、北海道胆振地方中東部を震源とする地震があり、厚真町とむかわ町、平取町で最大震度5弱を観測した。震源の深さは31キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は5・2と推定される。この地震による津波の心配はないという。

 他に震度4を安平町で、震度3を札幌市東区と江別市、三笠市、千歳市、日高町、新冠町、新ひだか町で観測した。

 気象庁は同日午前、緊急の記者会見を開き、今回の地震は、先月6日に最大震度7を観測した地震の活動と一連とみられるとした。松森敏幸・地震津波監視課長は「これまでの地震で家屋の倒壊や土砂災害の危険性が高まっている恐れがある」と述べ、引き続き警戒を呼びかけた。

 同庁によると、先月の最初の激しい揺れの後、5日午前9時までに、最大震度1以上の地震を286回観測。5日までの1週間でも最大震度4以上の地震が3回発生している。

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 菅義偉官房長官は5日午前の記者会見で、「現時点で人的な被害の報告はなく、地震による電力供給への影響は生じていない」と述べた。政府は首相官邸の危機管理センターに設置している官邸対策室で情報収集を進めているとした。