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 西日本豪雨から6日で3カ月になる。朝日新聞のまとめでは、被害が集中した広島、岡山、愛媛の3県では、計約5千世帯が仮設住宅や公営住宅への入居を決めたが、広島と岡山の両県の避難者は、なお400人を超える。どこで、どう暮らしていくのか見通せない人もいる。

 4日現在、警察庁の調べでは、豪雨では15府県で227人が死亡した(うち6人は自治体が関連を調査中)。朝日新聞のまとめでは、行方や安否の分からない人は少なくとも9人いる。住宅被害は広島、岡山、愛媛の3県で全壊6554棟、半壊9593棟、一部損壊3097棟、床上浸水6399棟、床下浸水1万4264棟に上る。

 被災者は7月中旬以降、公営住宅や自治体が民間賃貸住宅を借り上げた「みなし仮設住宅」、8月末から順次建設された仮設住宅に入居している。

 3県のみなし仮設住宅への入居(決定含む)は計約3900世帯、仮設住宅の入居(同)は計約600世帯、公営住宅の入居は計約500世帯(同)となっている。

 総務省消防庁の調べで、豪雨直後の7月7日時点で19府県で計約4万2千人が避難したが、避難所で暮らす人は岡山、広島両県を除きいなくなった。

 朝日新聞のまとめでは、岡山県の避難者は10月3日時点で大規模浸水した真備町地区がある倉敷市と総社市で計372人。広島県は同1日時点で坂町や広島市など4市町で計80人となっている。理由は自宅の修繕中や仮設住宅への入居待ちのほか、行き先が未定の人もいるという。ただ、自宅がある地域外に避難していて、自治体が所在を把握できていない人もいる。