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 強風が吹き荒れた台風24号の影響で、東京都立公園などで800本以上の倒木被害が出ていることが都公園緑地部のまとめで分かった。各公園は「過去にない被害」といい、倒れた木の伐採や撤去に追われている。6日からの3連休には強い風を伴った台風25号が関東に近づく可能性もあり、警戒を強めている。

 台風24号は9月30日深夜から10月1日未明に都内に接近した。都公園緑地部には23区、多摩地区の都立公園・霊園で計836本の倒木、半倒木の報告があった。遊歩道を一時、通行止めにするなどの影響が相次いだ。

 板橋区の赤塚公園では、高さ20~23メートルのヒマラヤスギやケヤキなど11本が倒れた。根が浮いたり、木が傾いたりした半倒木の樹木も数本ある。公園サービスセンターは「根や幹が弱った木ではなく、健全に育ち、葉が多い高木(こうぼく)が倒れた。これまでの台風になかった被害です」と話した。

 小金井公園でもユリノキやヒマラヤスギなど計40本が倒れた。園中央のいこいの広場にある樹木は根がむき出しになって横倒しになっていた。周りをロープなどで囲い、立ち入り禁止にしている。倒木はチェーンソーで切るなどしているが、すべて撤去するにはもう少し時間がかかりそうだという。各公園には傾いたままの樹木も数多くあり、公園関係者は「台風25号で、さらに倒れる木が増えないか心配だ」と話した。(前多健吾)