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 潮風に吹かれながら歩く「第18回瀬戸内しまなみ海道スリーデーマーチ」(愛媛県今治市、広島県尾道市、日本ウオーキング協会、朝日新聞社主催)が5日、開幕した。初日は900人を超す人が今治市を出発する3コース(10、20、30キロ)を歩いた。台風25号が近づき風が強くて曇り空だったが、参加者たちは瀬戸内の多島美や橋の上の「海上散歩」を堪能した。

 今治城吹揚公園で午前8時過ぎからあった出発式では今治市と尾道市の姉妹都市提携50周年にあたることが紹介された。参加者たちはタオル体操で体をほぐした後、勇壮な和太鼓の音が響く中を出発した。

 来島海峡大橋(全長4105メートル)などを渡って尾道市まで80キロを歩く「3日間縦断コース」には595人が参加した。東京都港区の豊藤洋子さん(63)は「瀬戸内の自然の中を歩いていると普段の悩み事が小さなことに思えてくる」。参加はもう9回目になる。夫の潤二さん(67)は「何が面白いのかと思っていたが、妻に誘われて参加し始めて私も7回目です」。ともに笑顔で歩き出した。

 この日の目的地は伯方島。ちょうど中間にあたる大島の道の駅「よしうみいきいき館」では、しまなみ海道の名物として売り出し中の「海賊むすび」が昼食に出された。

 6日は尾道市を出発する「2日間縦断コース」もスタートする。1日だけの参加もできる。(北村哲朗)